感性を育てる筆グラフィーFudegraphy

コンピューター全盛の今、技術さえあれば誰でも様々な文字を書くことができます。
しかし、誰でもできるとはある意味、皆同じようなものができるということです。
西洋には「カリグラフィー」があります。それは太さの違うペン先を使い、線上にきれいに文字を描いていきます。これは時間はかかりますが、コンピューターにはまねできない手書き文字です。
東洋で文字を書くには、筆先が長くて先端が細いものを使います。この種の筆は墨を多く含めますから1本で細い線や太い線が書けます。また墨が少なくなれば「かすれ」という面白い線も書けます。
書く人の気持や個性がよく表現できるのが東洋の筆です。
但し、筆を使ったことのない人にとってはいきなり東洋の筆を使うのは、少しハードルが高いかも知れません。そこで「筆ペン」を使った新しい日本文化を作りました。それが「筆グラフィー」です。

筆グラフィーとは、東洋の筆で西洋の文字を描く、新しい文字アートです。
それは手書き文字をベースに「勢い」や「流れ」という、
今までにない感性が加わっています。それを簡単な筆ペンを使えば、
世界の誰もが絵のような筆グラフィーを気楽に楽しめます。
筆グラフィー 2
俳 画 4
奥の細道 6
芭 蕉 8

筆グラフィーと
 俳画による 
 奥の細道
 9

筆ペン 60
作品例 61
 サインとメニュー
 日本の歌
話は変わりますが、俳句が世界に広がって1世紀。
今や俳句を楽しむ人口は何百万という数です。
ところが俳句は絵と違ってビジュアルで出てこないため、
その広がりの実体すら知らない人たちが多いです。また俳句を作って投稿しても
会報にでも印刷されなければ全く自分のことだけになってしまいます。

そこで2世紀目からは、筆グラフィーが貢献できるでしょう。
自作の俳句を筆グラフィーを使って文字アートにし、絵のように飾ったり
プレゼントにしたり、また旅先からカードに描いて送れば、目に見える形に残り
その生活がもっと潤いのある豊かになるでしょう。

また筆グラフィーを使う分野は、グリーティングカード、サインなどの個人分野、
少し広がってレストランなどのメニュー、更にはポスター、パンフレットの
タイトル文字などの商業広告にも使える広い潜在市場があります。
そもそも筆グラフィーのルーツは日本のお寺にあります。私達がお寺に参拝すると記念にハンとともに
署名してくれます。これが日本人は見ていても気づかない、今なお現代に生きる筆グラフィーです。
逆に海外の人たちはその面白さと素晴らしさに注目します。

この度、この筆グラフィーを日本のみならず世界に広めるために筆グラフィーの本を作りました。
「わび、さび」に続く新しい美意識「勢い」や「流れ」とともに、この新しい日本発の国際文化を
皆様とともに育てていきたいと思いますので、ご協力をどうぞよろしくお願い致します。